うたプリ10周年CD【QUARTET CROWN】の感想

感想

「うたの プリンスさまっ 10th Anniversary CD」より、QUARTET NGHITが歌う「QUARTET CROWN」を聴いた感想です。

「QUARTET★NGHIT」との関連やCDに付属のDVDに収録されているMVを観た感想も書いてます。

 

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QUARTET CROWNから感じられる10周年らしさ

「QUARTET CROWN」は、10th Anniversary CDに収録されている10周年という大きな節目の年に発表された楽曲です。

10周年ですよ、10周年!

ファンとしてもやっぱり期待が高まってしまうわけですよ。

曲調、歌詞、衣装、MV…と、気になる要素は盛りだくさん。

まず始めにやられたのは、試聴動画で見せつけられたその衣装。

 

 

マタドール!!!!!

かなり責めてキタ━(゚∀゚)━!

いつも予想のはるか斜め上から私たちを驚かせてくれるうたプリさん。

今回もなかなか凄いです。

何故に突然マタドールなのか?

 

丑年だから…?(笑)

しかも、衣装の細かいところが色々とヤバい感じです。

体のラインがわかるほどピッタリフィットしたボトムス。

前が開いてたり開いてなかったりするジャケット(笑)

しかも、インナーを着てない。

め、目のやり場に困る…!!!

素肌に襷とジャケット姿でも、堂々と踊るカルナイさん。

 

これが先輩の余裕なのか…

 

 

そしてダンスもこれまたセクシー!

 

とは言え、下品な感じは全くありません。

 

むしろお上品。

 

気品に満ちた、大人の優雅さが出ていますね。

 

多分、この4人のバランスが良いからこそ出せるものなのでしょうね。

 

 

元々、スタリの先輩組として登場した4人の、さらに大人へと成長した姿。

 

誰にも真似できないような魅せ方で、ファンを魅了してくれるその姿に感服致しました。

 

インパクト強めなこの曲は、個性が強い4人が集まったグループに相応しい、10周年を飾る1曲となっていると感じました!

  

 

 

「QUARTET CROWN」に込められた「QUARTET★NGHIT」要素

歌詞をご覧になった方は、もうお気づきだと思いますが、「QUARTET CROWN」には「QUARTET★NGHIT」の歌詞の引用やオマージュが多く取り込まれているのです。

 

「QUARTET★NGHIT」は、そう、初めてこの4人で歌った大切な曲。

「うたの☆プリンスさまっ♪All Star」では、その制作過程が描かれていますので是非プレイしてみてください。

 

 

2021年12月には、Switch版も発売されますよ~!

PSPは持っていない…と言う方もこの機会に是非!AS沼に落ちてください!


うたの☆プリンスさまっ♪All Star for Nintendo Switch

 

 

ちなみに、この機会に「QUARTET NIGHT」と「QUARTET★NIGHT」の違いについて、うたプリ初心者向けの記事も作成しましたので、まだよくわかっていないという方は是非ご一読下されば幸いです。

>>「QUARTET NGHIT」と「QUARTET★NGHIT」の違い

 

では、「QUARTET CROWN」に取り入れられている「QUARTET★NGHIT」要素をピックアップしていきたいと思います!

「QUARTET CROWN」と「QUARTET★NGHIT」の共通のフレーズ

「QUARTET CROWN」中に登場する、「QUARTET★NGHIT」のフレーズを一覧にしました。

思いつく限り書き出しましたが、もしかすると、この他にもあるかもしれません。

ここに記載しているもの以外にも見つけた方は、是非教えてください!

 

 

「ついておいで」のFirst word

これは、「QUARTET CROWN」(以下、QCと略す)の歌い出し部分です。

「QUARTET★NGHIT」(以下Q★Nと略す)の歌い出しが『I love you ついておいで』なので、そのオマージュと思われます。

QC、Q★Nともに、この歌いだしの部分は嶺二のパートです。

 

Dear my precious

QCの藍の最初のパートです。

Q★Nでは、カミュの最初のパートが同じく『Dear my precious』です。

また、全員で歌う1番のサビ『I love you見た事ない世界へと 連れて行くから Dear my precious』でも登場するワードです。

 

No,no,missing

QCでは藍のパートです。

Q★Nでも『No,No,missing』という全員で歌うフレーズがあります。

 

 

Legend days

QCの藍のパートです。

Q★Nでは、蘭丸の最初のパートが同じく『Legend days』です。

また、全員で歌うラストのサビ『I love youついておいで Legend days』でも登場するワードです。

  

No,no,praying

QCでは藍のパートです。

Q★Nでも『No,No,praying』という全員で歌うフレーズがあります。

 

永遠(とわ)の夢 永遠(とわ)に飛ぼう

QCの最後のサビで4人で歌うパートです。

Q★Nでは、最初と最後のサビで『永遠の夢…教えよう』と言う4人で歌うフレーズがあります。

 

 

その他

歌詞を一字一句そのまま引用…とまではいかないが、Q★Nらしさを感じさせる部分、Q★N以外の曲の要素についても触れています。

 

燃える為の恋への導火線に 火をつけた

Q★Nでも『キケンなほど 燃えて いるよ』というフレーズがあります。

この頃から彼らは燃えていた。

 

 

吐息がセクシーに頬をくすぐる

QCでは、4人で歌うサビのパートです。

Q★Nでは蘭丸のパートで『吐息のLive 甘いイメージで』というフレーズがあります。

被っているの「吐息」の一言だけですが…一応。

 

月明かり愛し合って/RISE AGAIN愛し合って

嶺二・蘭丸のデュエット曲『RISE AGAIN』、藍・カミュのデュエット曲『月明かりのDEAREST』のタイトルより。

この2曲は、Q★Nと同じく「うたの☆プリンスさまっ♪All Star」の作中で制作過程が描かれている、思い出の2曲です。

 

歌詞ではないですが…

QCのサビ『き み も つ れてく』と、一人一文字ずつ歌うパートは、Q★Nのサビ『愛の カ ル テッ ト Night!』のオマージュですよね。

久しぶりにこの歌い方が聴けて感激の極みです。

やっぱり、カルナイは『愛の カ ル テッ ト Night!』のインパクトが強いですから、何年経ってもこの強さ(?)は守り続けていってほしいですね。

 

 「QUARTET★NGHIT」が収録されているCDはこれ!


うたの☆プリンスさまっ♪Shining All Star CD

 

よく、どのCDで聴けるのか分からない!!と言う声を聴くので、ご紹介しておきますね。

うたプリは曲数もCDも多いので無理もありません。

 

こちらのShining ALL STAR CD、ジャケット表面はスタリですが、反対側はカルナイです。

商品写真として使用されるのが表面(上記の画像のように)なので、カルナイの曲も入っているCDだとは一目では分り難いですよね。^^; 

 

スタリ曲が1曲、カルナイ曲が1曲、計2曲(+off vocal)が収録された”ALL STAR CD”です!

こちらのCD、クレジット表記では「ST☆RISH」「QUARTET NIGHT」のグループ名は使用されず、【一十木音也、聖川真斗、四ノ宮那月… / 寿嶺二、黒崎蘭丸…】と、個人個人の名前で表記されています。

CDや歌詞を探す際には、アーティスト名「QUARTET NIGHT」で検索しても出てこないことがあるのでお気を付けください!
 

 

歌詞の考察

「QUARTET CROWN」の歌詞の制作は、「4人で集まってやった」とブックレットにも書かれていました。

4人で話し合って考えてくれた歌詞を大切に読み解いていきたいと思います。

個人的な解釈強めですが、自分なりに考察してみました。

歌詞に出てくるスペイン語

「QUARTET CROWN」の歌詞には3つのスペイン語が登場します。

Te amo, Te quiero

意味:愛してる、愛してる

 

『Te amo』も『Te quiero』も、どちらも「愛してる」の意味だそうです。

調べてみたところ、『Te quiero』には家族愛や友情愛も含まれるようですね。

 

とにかく、カルナイは”愛してる”ってことを最大限伝えようとしてくれているみたいです。

直訳したら恥ずかしくなってしまいそうなフレーズも、スペイン語でカッコよく伝えてくれるカルナイにひれ伏したい…。

 

Te amare por siempre

意味:私は永遠にあなたを愛します

 

永遠の愛を誓われた!?

これはもうプロポーズでは…??

 

Q★Nでも「永遠の夢教えよう」など、カルナイの歌には「永遠」という言葉がよく登場しますよね。

スタリは「永遠なんてない」と歌うものが多いけど、カルナイは「永遠」を多用しています。

 

私が思うに、スタリの言う「永遠」は時間的なものであって、過去や未来について歌うことが多いスタリだからこその「永遠」の捉え方なのかなと。

時間に限りがあるという考えは一見マイナスイメージにも聞こえますが、辛いことはいつまでも続かない、これからの未来が待っているというプラスイメージだと思います。

これからも進み続けるという意志を表した「永遠なんてない」という言葉なのかな~と受け止めています。

現実を見据えている、スタリらしい表現だなと思います。

 

一方、カルナイが歌う「永遠」は「愛」のことだと思うんです。

時間は有限だが愛は永遠に続くと、そう言ってくれているような気がします。

夢とか愛とか目に見えない不確かなものを歌にして伝え安心させてくれるのがカルナイ。

 

この、スタリとカルナイの相互の違いとバランス感がとてつもなく好きです。

 

…少々話が逸れてしましました(^^;)

 

Eres amor de mi vida

意味:あなたは私の人生の愛です

 

翻訳による直訳だとこうなります。

  

『amor de mi vida』だけで直訳すると「人生最愛の人」と翻訳されました。

 

要するに、”あなたは私の人生で最愛の人だよ”ってこと?

つまり「You’re my life」ってこと?

 

「You’re my life」の歌詞も今一度見て見ると、「QUARTET CROWN」に近い物が感じられます。

「QUARTET CROWN」は、「QUARTET★NGHIT」だけじゃなくて今までのカルナイ曲すべての要素が詰め込まれた、まさに集大成ともいえるような楽曲ですね。

 

 

カルテット魂

今回の楽曲の中でいちばんインパクト大だったのが『カルテット魂』。

 

異国情緒あふれる楽曲の中で、突如として現れた、どちらかと言えば和風な雰囲気さえ感じさせる、ロックなフレーズ。

こんな歌詞を書いたのは、一人しか思い当たりません。(笑)

魂=SOULと言う単語を使いそうな人…。

 

王冠を目指しきった空の果て

「王冠」「空」「王」「階段」「飛ぼう」など、”上”をイメージさせるフレーズが多用されています。

 

『誰にも手の届かない高みへ』

このフレーズからも、常に高みを目指している向上心と、誰も見た事が無いような特別な景色を見せたいという気持ちが伝わってきます。

 

見た事ない世界へと連れて行くから

Q★Nのこのフレーズにも近いものを感じます。

 

終わりなき階段へと

この言葉も、印象的でとても好きなフレーズです。

 

階段は上りきったら終わりですよね。

目指すゴールがあってそれに向かって行き、たどり着いたら終わり。

カルナイはそうではなく、どこまでも高みを目指すという意味で”終わりなき階段”なのだと思います。

 

また、この歌詞を聴いて真っ先に思い浮かんだのがASのOPムービー。

 

またまたASの話になりますが…

「うたの☆プリンスさまっ♪All Star」のOPでは、「QUARTET★NGHIT」の楽曲と共にムービーが流れるのですが、ちょうどサビのところで”階段”を登っているような映像が流れるんですよね。

当時からカルナイは終わりなき階段を登っていたのかな、今でも初心を忘れていないんだな、あの頃のカルナイがあって今のカルナイがある、そうと思うとグッときます。

 

 

4人の歌声とハーモニー

ブックレットでカミュも言っていたとおり、今回の楽曲ではデュエットのバリエーションが多いのも魅力の一つです。

 

「QUARTET CROWN」で聴けるデュエットのバリエーションは以下の6パターン!

  • 嶺二 × 蘭丸
  • 嶺二 × カミュ
  • 蘭丸 × 藍 × カミュ
  • 嶺二 × 藍
  • 蘭丸 × 藍
  • 藍 × カミュ

 

4人からできる6通りの組み合わせ全てが実現している…かと思いきや、「蘭丸×カミュ」だけが無く、藍を含めた3人デュエットになっています(笑)

ケンカするほど仲の良いノンフィクの2人を繋ぎとめてくれる藍、のような構図になっているのがとても可愛いですね。

 

 

MV

CDに付属のDVDにはミュージックビデオが収録されています!

残念ながらフルコーラスではなく、ショートver.となっております。

「FORCE LIVE」の時はちゃんとフルコーラスあったんですけどね…。

 

でも、フルあったら推しの供給が多すぎて耐えられなかったかもしれません!!

 

MVについては、カミュ様ご本人がTwitterでも触れていたので、そちらと一緒に振り返っていきたいと思います。

 

ロケ地は美しい宮殿!?

宮殿のようなロケ地で撮影が行われたそうです。

 

確かに、これまでのカルナイの楽曲には無い豪華さや高級感がありましたね。

いつもよりテンションが高くなっちゃう4人が可愛いですね。

 

ムレータ

「ムレータ」とは、闘牛士が持っているあの赤い布のことです。

 

MVではこのムレータが効果的に使われています。

 

蘭丸、藍、カミュ…と、華麗にムレータを翻していくシーンでは、闘牛の牛になったかのような気分も味わわせてくれます。

カミュの翻したムレータの向こう側から嶺二がスライディングアタックしてくるシーンでは、全寿担がマジで×3胸がズキュンしてクラクラになったことでしょう。

追いかけても追いかけてもヒラリとかわされてしまう牛が、とどめを刺された気分。

 

FORCE LIVEのハイキックもそうでしたが、こういうシーンを見るたびに寿嶺二は本当にずるい男だと実感します。

   

カミュと薔薇

Twitterでも仰っていましたが、カミュ様が薔薇を手に優雅に振る舞うシーンがございます。

””貴方を想って扱いました””

  

そう仰るカミュ様。

 

これだけ見るとさぞ大切に扱われたのでしょう…と思いますよね。

実際MV中では、その薔薇に口づけた後、床に放り投げ、床に落ちた薔薇からは突如青い炎が出火し燃えます。

 

薔薇、とんでもない扱いを受けています。

 

これは一体何を表しているのか、愚民はどう受け取れば良いのでしょうか?(笑)

 

優しくされたり冷たくされたりして恋の炎が燃え上がった!という解釈で良いですか!?

デンジャラスでアチチな時間を過ごそーか、って意味ですね!!

 

 

4本の蝋燭

蝋燭の火が消えるシーンがありますが、あの4本の蝋燭、多分カルナイの身長になっていると思います。

火が消えた後も仄かな”月明り”が感じられて歌詞とリンクしていて良いですね。

 

藍の髪かき上げシーン

藍がこちらを少し見下しながら髪をかき上げるシーン。

普段と違う大人っぽさ全開の藍に全美風担が跪きました。

 

美風藍は年々大胆になっていく気がするのですが、このままいったら来年にはどうなってしまうのか。

全プリンセス(お母さん)が見守っています。

   

ファンとして嬉しかったこと

今回の新曲が出て一番嬉しかったことは、やっぱり「QUARTET★NGHIT」を感じられたこと。

 

繰り返しになりますが、「QUARTET★NGHIT」はQUARTET NIGHT結成のきっかけとなった曲なので、ファンとしてもASプレイヤー(主人公:七海春歌視点)としても思い入れが深いです。

 

そんな大切な曲の要素を、10周年を飾る曲に取り入れてくれたことが、カルナイファンとして非常に嬉しかったです。

 

今までのカルナイの要素を取り入れつつも、全く異なる曲調の楽曲に挑戦してくれたことも嬉しかったですね。

これからも、古き良きを大切にしながらも、新しいこともどんどん取り入れて私たちを驚かせてほしいです!

 

 

さいごに

ここまでご覧いただきありがとうございます。

感想なのか考察なのかはっきりしないまま、結論のない文章になってしまいましたが言いたいことは言えたはず…!

気になったかたはぜひ聞いてみてください、一度聞けば凄さがわかります!

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